武川建築設計事務所

リュウゼツランの花

2022.07.12更新

福岡県の宗像にて新しいプロジェクトが始まりました。

敷地には高さが5メートルを超える立派なリュウゼツランの花が咲いていました。リュウゼツランの花は数十年に一度しか咲かないようでとても珍しいもののようです。
その独特な葉っぱの形を竜の舌に見立ててこの名前がついたそうですが、竜は風水的にもエネルギーの象徴なのでとても縁起が良いですね。また姿をほとんど変えず長く生きることから英名をCentury plant(千年植物)、中国名では万年蘭と呼ばれており、これも縁起が良さそうです。
もともと畑だったこの敷地にはイチジクや柿といった実のなる木も残っていました。いわゆる生り物(なりもの)の木は豊かさの象徴でこれまた縁起が良いものだと聞きます。

市街化調整区域のため、目下に広がる緑の景色も長く残ることが予想されます。風の抜けも気持ちよく、本当に良い場所でした。
お施主さんいわく「最高の土地を見つけた」とのことでしたが納得。楽しい家づくりになりそうです。

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