2020.01.06更新
あけましておめでとうございます。
今年も例年通り実家の下呂市に帰省し、年越しをしてきました。温泉につかったり姪っ子ちゃんと遊んだり寺と神社を詣で回ったり。平和に新年を迎えられました。
最初の写真は縁起の良い南天を。
南天は葉や枝、そして鮮やかな朱色の実も「これぞ日本の色」と感じられる美しい色あいでとても好きな植物です。笹に似た直線的な立ち方もきれいですね。調べたところ、中国ではその竹のような見た目から南天竹と呼ばれているそうです。それが日本で簡略化されて南天と呼ばれるようになったとか。
また南天の葉には抗菌力もあるようで、赤飯やおせちに南天の葉が添えられているのは縁起物というだけではないようです。昔の家はトイレが屋外にありましたがその脇には南天が植えられていて、用を足したあとにその葉っぱで手を拭うことで消毒していたようです。
さらに、年末から咳が止まらない私にはとても耳寄りな話ですが、南天に含まれるナンテニンという成分が喉の筋肉を弛緩させる効果があり、咳止めにもなるというのです。(そういえば南天のど飴ってありましたね)早速お風呂に葉っぱを浮かべて南天風呂にしてみようと思います。
難を転じて福がやってきますように。
本年もよろしくお願いいたします。
記事一覧